不動産サポート(不動産コンサルティング・売買仲介など)
『新たな活動拠点~Bettaku~のすすめ』 ・・・ 当研究所の主要なテーマの一つです。
家族がひとつ屋根の下に集まり、親・子・孫の三世代が同居するという生活スタイル。今ではあまり見られなくなってしまった光景です。
しかし時代は進化しています。子供は親の元を離れて新たな住まいでの生活を始める。核家族化を心配される向きもありますが、「親子の自立」という意味では案外このような傾向も家族(親子)の絆をより強める、歓迎すべき生活スタイルと言えるかも知れません。あくまでも我が家の事例ですが、家族は毎日顔を合わせていると互いにマイナス面を指摘し合いがちですが、離れて暮らしてみると何故かプラス面の評価が勝ってくるようです。認め合えると言いますか。
文明の利器も手伝い、今では物理的に遠く離れていても、SNSなどコミュニケーションは至って身近です。適度な距離感を保ちつつ、コミュニケーションは取れている。家族の関わり方も昔と今とでは随分変わってきたように思います。
さて、Bettaku(別宅)とは読んで字の如くです。
セカンドハウス、第二の活動拠点、別荘、書斎というようなイメージでしょうか。多拠点生活という新たな生活スタイルを取り入れてみませんか?というご提案です。空き家をリノベーションして住むのも一つですが、例えば更地の上にトレーラーハウスやキャンピングトレーラーを置いて住むなんてことも考えられます。後者の場合は設置条件次第で建築物ではなく車両扱いになりますが、「生活する」ことに建築も車両もありませんからね。色々な手法が考えられると思います。
自分らしさを思いっきり表現できる場所として、また家族との絆を一層強くできる生活スタイルとして、Bettakuを考えていきたいと思っています。
元気シニアの新たな活動拠点づくりに寄与出来れば幸いです。
シニア建築研究所
一級建築士・宅地建物取引士
高橋 一浩
所属団体
公益社団法人 日本不動産学会
公益社団法人 東京都宅地建物取引業協会
一般社団法人 東京建築士会